自立支援介護11ヵ条
- 自立支援介護第4条
- 窓を開けて新鮮な空気を取り入れる
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1日数回窓を開けることに決めてから数年経ちました。最初の頃は、気候も良く窓を開けても「気持ちいいね!」などの声があり、新鮮な空気を取り入れることで「気分もリフレッシュすることができるんだな」と簡単に考えておりました。
しかし、寒い季節になり窓を開けると「寒い!」と軽く抗議される方がおられました。
悩んだ末、「空気の入れ替えをしますのでよろしくお願いします」の一言で、快く皆さまが応じてくださるようになり解決されました。寒がりの方には事前に毛布をかけるなどさせていただき、寒くないように配慮させていただいております。
窓を開け新鮮な空気を取り入れることで、春は「風が気持ちいいね」、夏には「暑いね」、秋には「庭の木が紅葉してきたね」、冬は「冷えるね」や「雪降りそうね」など、利用者様それぞれの季節感などをうかがい知ることができます。それがちょっとした会話のきっかけにもなっているのです。
そしてなにより、ノロウイルス・インフルエンザにかかる利用者様が確実に減っていると感じるとともに、臭い予防にもなっていると実感しています。
これからも、「自立支援介護11ヵ条」の基本となる新鮮な空気を取り入れる活動を全員で取り組んでいきます。
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