大阪市・吹田市の社会福祉施設 社会福祉法人 寿楽福祉会

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自立支援介護11ヵ条

食事はあたたくて好きなものを食べる

自立支援介護第5条
食事はあたたくて好きなものを食べる
歯をみがき風呂に入りサッパリとする
寿楽福祉会の施設には、食事をしたり、お茶の飲んだり、ほかの人とおしゃべりできる食堂兼リビングがあります。
リビングでは流し台や電磁調理器を設置しているので、調理や洗い物ができるようになっています。ご飯やおかゆ、汁物は各リビングで個々に合わせてお出ししようということで配膳時によそうようにしています。
そして、せっかく調理できる環境ができたのだから、ご飯の炊ける匂いや味噌汁の匂いがする生活ができないか?ということで、リビングで調理するようにしました。
当初、毎回「お米といでもらえませんか?」「味噌汁つくるので材料切っていただけませんか?」と頼んでいました。慣れないうちは、「なんで私らがそんなことせなあかんねんな~」と言われる方もおられ、本当に調理などできるのだろうか、と不安になったこともありました。
しかし、毎日お話しながら調理しているうちに「なんで私らが…」と言っておられた方が、実は、社員食堂の食堂で大勢の食事を作っておられ、「こんなことは朝飯前だった…」とお話してくださいました。家では家事などしたことない若い職員が調理する手つきに呆れながらも、「こう切るんよ」「この方が早く煮えるよ」と調理の中心になって、生きいき調理してくださいました。
また、調理ボランティアさんにもご協力いただいています。目の悪い方がおられ、調理することはちょっと難しいかな、と決め付けてしまっていたのですが、食べるのが好きな方にボランティアさんは「味見係」をお願いされました。味見係を始められた方は「ちょっと今日の薄いかな?」と辛口の感想を言いつつも、とても楽しそうに参加されています。そんな、介護職とはちょっと違った視点で関わってくださっているボランティアさんは、寿楽福祉会の施設には欠かせない存在です。
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歯をみがき風呂に入りサッパリとする 風邪やケガなどの治療はすばやく お茶を入れて美味しく水分をとる 窓を開けて新鮮な空気を取り入れる 食事はあたたくて好きなものを食べる イスに座る時は足を床につける トイレでは床に足をつけて座る いつも気持ちのいい服装で生活する 部屋からでて夢中になれることをする できることをみつけて積極的に生きる 老いに感謝してマイペースで暮らす

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